私達の環境は、地球規模で日々悪化の道を辿っております。
その大きな原因は、温室効果ガス(CO2)による地球温暖化です。
ガソリン等の消費量を減らす事も勿論ですが、
プラスチックの焼却量を減らす事も強く求められております。
当社では創業当初より、医療廃棄物の収納箱を自然素材(特殊ダンボール)で製造してまいりました。注射針の貫通防止や液漏れ防止等の処理を施した、堅牢で特殊な素材を使用し、(財)日本産業廃棄物処理振興センターによる感染性廃棄物容器評価事業の審査基準に合格しています。プラスチック容器と比べ、同等以上の安全性を有しております。
プラスチック製の収納箱1箱はレジ袋の約400枚に相当します。仮に現在当組合で焼却されているプラスチック製の収納箱を全て特殊ダンボール製に変更できれば、1年間でおおよそ3,500万枚分のレジ袋が、削減可能です。
当社では社内全体の省エネルギー化とCO2削減対策として、
工場内で使用する作業車(フォークリフト等)を
電気式エコ車を導入するとともに照明灯も順次LED化を
進めてまいります。
当社所有の武蔵村山処理工場において
環境マネジメントシステムの構築が
要求される「ISO14001:2015」を
取得しております。
当社は、地球環境の保全を重要課題とする社会の責任ある一員として、
廃棄物処理事業を通じ、社員・地域住民の健康の維持と地球環境の保全に積極的に寄与する。
その行動において、先進性を確保し、維持拡大することを目標として、その達成に努める。
- 当社の事業活動、製品及びサービスから発生する、環境に負荷を与えている主要な要因を効果的に低減
または削減するため、技術的・経済的に可能な範囲で達成すべき環境目的及び環境目標を定めます。 - 当社の事業活動がかかわる環境側面を常に認識し、汚染の予防活動を推進するとともに
さらなる改善目的及び目標につなげるための環境マネジメントシステムを文章化し、継続的に改善します。 - 当社の環境側面に関係して適用可能な法令、条例及び協定等当社が同意するその他の要求事項を順守します。
- 廃棄物の処理に係わる適切な技術、改善、実行を継続的に実施・環境汚染を未然に防止します。
特に排ガス中の環境汚染物質を抑制し、水蒸気の発生及び騒音の低減に努めます。 - 社員に必要な教育、訓練を行い、環境保全意識が高く模範的行動がとれる人材に育成します。
- 環境方針は社員及び会社の為に働く全ての人に周知し、一般公開します。
2017年1月5日
日本医療衛生サービス株式会社